【MTG】気まぐれカード紹介 2回目「終末を招く者ショークー」 | カード・ゲームショップ Playze -プレイズ-

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プレイズ 西尾シャオ店

所在地
愛知県西尾市下町神明下57
営業時間
平日)12:00~22:00
土日祝)10:00~22:00
電話番号
0563-65-6000
定休日
年中無休
店長
新美
対戦スペース
72
 

【MTG】気まぐれカード紹介 2回目「終末を招く者ショークー」

プレイズ 西尾シャオ店

2016年12月23日 14時58分

こんにちは、MTG担当石川さんです。

気まぐれカード紹介第二回、今回のカードはミラージュの伝説のクリーチャー「終末を招く者ショークー」です。

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「終末を招く者ショークー」

7マナ5/5飛行。タップで対象のクリーチャー1体を追放し、自身に+1/+1カウンターを一つ置く。と当時のクリーチャーとしてはかなりの高スペック。黒であることも当時の環境においては強力な除去耐性であった。

しかし高スペックと引換えに非常に重いデメリットが2つも付いてくる。一つ目のデメリットは「あなたのアップキープの開始時に3点のライフを失う」。毎ターン3点はかなりきつい。しかも維持コストではなく強制支払いなのでたとえライフが3点以下しか残ってなくても支払わなければならない。もちろんライフが0になれば敗北である。

それでもライフが無くなる前に殴りきればいいじゃないかと思うかもしれませんが、それを困難なものにする二つ目のデメリット「終末を招く者ショークー以外のクリーチャーが戦場にいるかぎり、このクリーチャーは攻撃できない」という攻撃制限が存在する。対戦相手のみならず自分もショークー以外のクリーチャーをコントロールしていてはいけないのだ。

なにもしなくても毎ターン3点づつライフが減っていく上、自分以外のクリーチャーが1体でも戦場にいると攻撃できない。自身の能力で除去していこうにもタップ能力なので1ターンに1体づつしか減らせない。一応自分自身を除去することでライフの支払いから逃れることはできるが本末転倒である。

デメリット能力がどちらか一方だけであれば使えたかもしれない。ライフの支払いが無ければ相手のクリーチャーが尽きるまで除去し続ければいいのだし、攻撃制限が無ければ邪魔なフライヤーだけ除去して殴ればいい。どちらにせよフィニッシャーとして申し分ない性能だろう。しかし悲しいことに両方のデメリットを持たされたショークーは使い道の無いカードに成り下がってしまった。

 

ところで前回、「この記事は自分の使っている、使っていたカードを紹介する」と書いたのを覚えているでしょうか?

そう、実は当時作ったのである。ショークーデッキ。

基本的な戦術は除去コン。恐怖ネクラタル(CIPで生物除去)、ウークタビー・オランウータン(CIPでアーティファクト除去)で除去しつつ絶望の防御円(クリーチャー生贄でダメージ軽減)でライフを守る。ネクロマンシー動く死体を駆使してCIPを使い回し、とにかく体制が整うまで戦場を制御しながら凌ぐ。オランウータンを活用するためスランの鍛錬器(クリーチャーをアーティファクトに)まで投入した。

で、肝心のショークーの使い方であるが、まずまともに7マナも支払ってられないから手札から捨てて釣り上げるのが基本。幸いなことに当時は軽い釣り竿があったので余力を持ってショークーを戦場に出すことができた。戦場に出したらまず賦活Nature’s Chosenをありったけショークーに貼り、それらのオーラとクィリーオンレインジャーを駆使してショークーの能力を何度も使い高速で戦場を掃除する。最後にサイズの大きくなったショークーで2回ほど殴れば勝ちである。

 

今思い返すと我ながらアホなデッキであったと思う。なんでこんなデッキ作ろうと思ったんだろう、当時の自分・・・

あ、ちなみに勝率はかなり高かったです。