【MTG】気まぐれカード紹介 3回目「憤怒の抽出機」 | カード・ゲームショップ Playze -プレイズ-

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プレイズ 西尾シャオ店

所在地
愛知県西尾市下町神明下57
営業時間
平日)12:00~22:00
土日祝)10:00~22:00
電話番号
0563-65-6000
定休日
年中無休
店長
新美
対戦スペース
72
 

【MTG】気まぐれカード紹介 3回目「憤怒の抽出機」

プレイズ 西尾シャオ店

2016年12月26日 12時43分

こんにちは、MTG担当石川さんです。

本日紹介するカードはこちら。

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「憤怒の抽出機」

ファイレクシア・マナ(以下Φマナ)呪文を唱えるとその呪文のマナ・コストの点数のダメージを対象のプレイヤーかクリーチャーに与えるという効果を持つ有色のアーティファクト。使うならファイレクシア・マナ呪文満載のデッキで使いたい。

5マナだが色マナ部分はライフでも支払えるので実質4マナ。これ自体を複数並べると2枚目以降は5点ダメージ付きなので除去にもなる。Φマナ呪文を唱えるだけで火力がついでのように飛ぶのでデッキが回ると気持ちがいい。

しかしこれを置くまでは何も起こらない&置いた上で呪文を唱えなければ火力は飛ばないので動き出すまでが長い。当時のスタンダードはかなり高速環境だったのでいかにΦマナ呪文が強力でもこのカードにお呼びがかかることは無かった。せめてダブルシンボルだったら少しは違ったかもしれないと今でも思う。

 

とはいえ効果は非常に好みだったので憤怒の抽出機デッキは何度も改造しながら使っていた。最初は赤メインのデッキだったが、いかんせん赤のΦマナ呪文が微妙だったので四肢切断を加えて徐々に赤黒デッキになっていった。しかしそれでも憤怒の抽出機を引かなければろくに動けなかったので少し発想の転換をすることにした。

そもそも赤のΦマナ呪文は憤怒の抽出機以外必要無く、しかも抽出機のキャストには赤マナはいらない。つまり赤いデッキである必要はどこにもない。この発想の転換によりデッキ構築の自由度が飛躍的に広がった。色に制限が無くなったことでまず目をつけたのが「ボーラスの工作員、テゼレット」。アーティファクトサーチ能力を持ち、いざとなれば抽出機をクリーチャー化して攻撃に転ずることもできる。なにより青と黒には優秀なΦマナ呪文が多いので非常に噛み合っていた。テゼレットを採用したことにより「大霊堂のスカージ」「テゼレットの計略」「ファイレクシアの変形者」「四肢切断」など構築級のΦマナ呪文がデッキに搭載可能になった。特にファイレクシアの変形者は憤怒の抽出機をコピー可能なので火力を飛ばしつつ1マナ軽く抽出機を増やすことができる。四肢切断は3点ダメージがオマケで付いてくることによってタフネス8までのクリーチャーを除去可能。このデッキの四肢切断はタイタンも倒せたので非常に頼もしかった。

必然的にΦマナをライフで支払うことが多くなるので対策として「微光地」「清純のタリスマン」なども採用。大霊堂のスカージの絆魂も非常に役に立ちます。

序盤をスカージと除去呪文で乗り切って、抽出機かテゼレットを着地させれば大体勝てます。問題はそこまで生きてられるかどうかなのですが・・・・